2026年5月09日
歯周病とは
歯周病は、歯茎の中で歯を支える骨が溶けていってしまい、最終的には歯が抜けてしまう病気です。一度失った骨は基本的には元には戻らないこと、自覚症状がほとんどなく進むことが特徴で、予防と早期発見・早期治療が大切です。
原因はお口の中で増える細菌です。歯にくっついた細菌のかたまりが歯垢、デンタルプラークといいます。放置すると唾液の成分と反応して歯石という固い汚れに変わります。
歯垢と歯石は、歯の周囲に炎症を起こし、炎症が続くと骨が溶け始めます。これが歯周病という病気です。
また、歯を失う要因としては、

1位 歯周病
2位 破折(歯のヒビ)
3位 むし歯
4位 根尖性歯周炎(神経の治療の後のトラブル)
の順になっています。
骨が溶ける前に、歯肉炎という前段階の状態になります。歯肉炎の段階で対策をすると歯周病への移行を防げます。
歯周病になってしまった後も、適切に対応すると歯の寿命を延ばせます。
歯磨きすると歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が混ざったりすることがある場合や、歯ぐきが赤く腫れたり、歯と歯の間に食べ物がよく挟まる、歯が浮いている感じやグラグラ揺れたりするなどの症状はありませんか?当てはまる症状がある方はお早めに検診を受けることをお勧めします!
治療としては、日々歯垢を取り除くセルフケアの改善と専門的な歯石の除去が主になります。ご自身の歯磨きだけでは歯垢を完全に取り除くことは難しく、また、歯石は取れないため歯科医師や歯科衛生士による専門的なクリーニングを定期的に行い、キレイな状態を保ちましょう。ゆっくり進む病気なので、当院では相談の上で患者さんに合ったペースで取り組んで行きます。
汚れがたまりやすいところをチェックし、正しい歯磨き方法をお伝えします。日々のケアにプラスでデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助的な清掃用具もおすすめです。日常生活の中に無理なく取り入れ、健康な状態を維持できるようしっかりサポートします。

歯周病は進行する前に予防をすることが大事です。当院は予防歯科に力を入れておりますので、お口のことで何か気になることがありましたらお気軽にご相談ください。今は症状がない方も定期的なメンテナンスで大切な歯と健康を守りましょう!